仙台市で空家の条例施行、空家管理サービスのニーズ高まる

相続した実家、原発事故によって福島県外へ避難された方が所有している住居など、空家を管理しきれずにお困りではありませんか？

あなたが放置してしまっている空家が、近隣住民の迷惑になっていたり、思いもよらない倒壊や不審火といった被害をもたらす可能性があります。

管理されていない空家の増加が全国で問題視されており、各地で条例が制定されています。

仙台市日向台地区には空き家が42軒あり、うち6軒は窓ガラスが割れ、ゴミが放置されるなど周辺住民から不安の声が上がっていることや、空き家からの不審火が発生するなどの事例が後を絶たちません。

実際に、仙台市に寄せられた空家に関する苦情の数は1月末時点で446件。

2008年の統計では仙台市内に約8万戸の空き家があり、このままでは防犯や防災上悪影響を及ぼす危険性もあることから無視できない問題になっています。

これを受けて宮城県仙台市は2014年4月、崩壊する危険のある空家を所有者に代わって解体できる条例を施行しました。

空き家の所有者が仙台市からの命令に従わない場合、解体を代執行できるというものです。

「空き家を放置していては市が強制的に空き家を解体してしまうのでは」という不安に応え、仙台市では空家の管理サービスを始める業者も出てきました。

空き家がもたらす近隣への不安や不審火などの被害は、福島県でも例外ではなく、郡山市でも空き家の数はさらに増え続けると予想しています。

「空き家を放置し続けて大規模な補修や解体をするより安く済む」というメリットから、郡山市では空家管理のニーズが高まっています。

その背景として、「いつかは売却したいと思っているけれど、親が亡くなっても思い出の詰まった実家をしばらく残しておきたい」と考えている方もいるからです。

空き家の管理に加え、中古物件の売却や賃貸の仲介、建て替えの需要も今後はさらに増えていくでしょう。

空家管理サポート郡山では、空き家の清掃や通気、郵便物の整頓などのサービスはもちろん、不動産売却や建て替えについてもまるごとサポートいたします。

どうぞお気軽にご相談ください。