福島県の真ん中にあり、四季折々の自然の魅力を感じながら、福島県の主要都市である郡山市。とても住みやすく、人の温かい街です。
そんな郡山市でも、空き家が増加しているという問題を抱えています。家屋が崩れ、草木が生い茂ってしまった空家は、街の景観を崩すことになりかねません。
全国的に、空家管理を徹底する条例を定める動きが強まっています。
空き家の放置は危険がいっぱい!!長野県駒ヶ根市で、空家管理を条例化!
長野県の駒ヶ根市では、2014年2月25日の市議会会員協議会で、長らく放置されている留守宅から火災や犯罪、建物の倒壊といった危険から、空き家の適正管理に関する条例を定める方針を固めました。
長野県駒ヶ根市では、市内には樹木や雑草が生い茂っていて、屋根や壁が崩れかけ、周囲の住民に不安を与えている空き家が多数存在しており、苦情が寄せられているといいます。
2012年12月から市内各地に寄せられた苦情は、163件にも及ぶそうです。
その大半は利用可能な家屋であると判断されましたが、危険な状態で屋根や壁が崩れかけている可能性がある物件は2件、雑草が生え放題で放置されている物件が16件あったことが調査結果で分かりました。
管理が行き届いていない空き家の所有者には、改善策を取るように指導・勧告・命令を行い、これに従わなければ所有者の住所や氏名を公表したり、行政代執行も可能にする方針です。
一方で、自主改修や撤去をするための助成も検討し、民間との連携による「空家バンク」の活用も目指しています。
- 空家バンクとは…?
- 空家バンクとは、空き家の賃貸や売却を希望する人から申し込みを受けた情報を、空き家の利用を希望する人に紹介する制度のことです。
福島県の空き家バンクでは、田舎暮らしを希望する人に、空き家を売却または賃貸したいという所有者を紹介しています。
全国でも増える条例施行の自治体!
住んでいた親が介護施設に入所したり、亡くなったりなどで実家が空き家となってしまうケースでは、処分に困って放置していることも多いようです。
家屋の老朽化はみるみる進み、敷地内の草木や雑草が隣家や路上へ…しかし、近くに住んでいなければ所有者は気づきにくいものです。
空き家と判断される建物がある土地の固定資産税は税率が6分の1に減額されています。
しかし、費用をかけて空き家を解体しても売却しなければ、税金負担は跳ね上がってしまいます。
平成20年の総務省統計では、全国にある空家は約756万8千けんとされ、増加傾向にあります。
空き家や留守宅を管理するにはどうしたら良いのでしょうか?
まず、定期的に空家を見に行くこと、近隣に連絡先を教え、何かあったら教えてもらうなどの対策が必要です。
ご自身で足を運ぶことも、誰かにお願いすることも少なからず費用が掛かってしまうでしょう。
管理しきれない、今後誰かが住む予定がないという場合は、思い切って売却をするなどの手を打たなければなりません。
とにかく、何もしないままでは知らない間に近隣に迷惑をかけたり、犯罪に遭うリスクも高くなってしまいます。
空家管理サポート郡山では、管理しきれず放置してしまっている留守宅・空家の売却手続きもサポートしております。
空き家のお手入れ・売却手続きなど、郡山市周辺の空き家に関するお悩みをお気軽にご相談ください。
留守宅・空家の管理にお悩みの方へ
→空き家・留守宅の放置は危険がいっぱい!どんなリスクがあるの?
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