最近、ひたちなか市が県内で2例目の空き家略式代執行を行ったという報道がありました。
これは倒壊の恐れがあるとして強制的に解体工事に着手したものです。
市民から市へ相談が多く寄せられていることから、放置空き家が周囲に及ぼす不安や危険はとても大きいと言えます。
ここでは、今回の事例から学ぶ空き家管理の重要性についてご紹介します。
火災で全焼、住人死後の空き家は相続放棄で放置される
今回のひたちなか市の事例の空き家は、元々80代の女性が一人暮らししていました。
そこへ火事が起こり、住人である女性は亡くなり、遺された遺族は全員が空き家の相続を放棄し、空き家の所有者は不在のため放置という状態でした。
これでは、ただでさえ火事で痛んでいる家はあっという間に朽ちていってしまいます。
実際同市の調査によると、県道側に倒壊する危険性があったそうです。
県道は交通量も多く、子供達の通学路にもなっているとの事で、朝の通勤、通学時に倒壊してしまったらと思うと、ぞっとしますね。
この事例から学ぶことは、やはり「どのような事情であれ、空き家は放置してはいけない」ということです。
今回のように中が燃えてしまって管理できない状態ならば相続人同士で話し合い、責任を持って解体処分し、管理できる状態ならば適切に管理するのが望ましいでしょう。
無責任な放置はしない!空き家は適切な管理で迷惑を掛けないように
空き家は日々の管理が大切です。
とはいえ、相続人が全員高齢で管理が体力的に難しい場合、または遠方にお住まいで管理できないなどの場合には、業者に依頼するのも一つの解決法です。
弊社のお客様の中にもそのようなケースが多く見られ、空き家の外壁や屋根、室内の換気や通水、簡単な清掃に至るまでしっかりと定期的に確認させて頂いています。
福島県郡山市の空家管理サポート郡山では、適切な管理であなたの空き家を守ります。ご近所迷惑になって危険な特定空き家に指定されないように、日々の管理を見直してみませんか?
空き家の管理でお困りの方はぜひご相談下さい。
空き家管理サポート郡山では、空家の賃貸や売却に関するご相談も承ります。お気軽にお問い合わせください。