空き家の倒壊を招く原因の一つに、「クラック(外壁の亀裂)」があります。
放っておくと近い将来大変な事に!意外と見逃しがちなクラックについて知っておくことが大切です。
クラックは大きく分けて2種類!見極めと対策を!
外壁面をチェックしていくと、空き家ではよく見かける「「クラック」。
その大きさや長さによって危険度は変わってきます。
- (1)ヘヤー・クラック
- ・幅0.2mm~0.3mm以下、深さ4mm以下
下地までダメージがない、外壁表面に生じた髪の毛ほどのひび割れです。
多少様子を見ても大丈夫ですが、気になるようなら粘土の高いコーキング材やパテで修繕が可能です。
- (2)構造クラック
- ・幅0.3mm以上、深さ5mm以上
建物の構造内部からひび割れが生じる事で、片面だけではなく、裏面まで貫通しているので、すぐに対処を!
ひびが増えたり幅が広がる場合は、地盤沈下や不同沈下の可能性も考えられます。
空き家を脅かすクラックの被害とは?
空き家は劣化のスピードが驚くほど速く、少しの亀裂と油断していると倒壊などの大きな被害をもたらす結果になる事も少なくありません。
下記のような被害が出てからの修繕では費用も時間もかかってしまいますので、そうなる前の日々のチェックが重要です。
- 【クラックの被害】
- ・外壁の付着力がなくなる
・雨水や空気を通しやすくなり、鉄筋をサビさせる
・日光や気温の変化の影響を受けやすくなる
・さらなるひび割れ・クラックが生じやすくなる
素人判断は危険!空き家を守るには専門業者へ依頼!
素人目には大丈夫と思えても実は裏側まで貫通しているクラックだったというケースは非常に多く、このような場合コンクリートの打ち増しなど多額の修繕費がかかってしまいます。
福島県空き家管理サポート郡山では、クラックが見つかった場合、すぐに報告して対処法をご提案させていただいています。
また、空き家になったその日から将来有効活用をお考えの場合、出来るだけクラックを防ぐ事前の対処方法のご提案もさせていただいています。
空き家の外壁を美しく保つために、最善の対応を心がけておりますので、空き家管理にお困りの際はお気軽にご相談下さい。
空き家管理サポート郡山では、空家の賃貸や売却に関するご相談も承ります。お気軽にお問い合わせください。