平成27年5月26日に空き家対策特定措置法が完全施行されてから、行政代執行で解体という報道を最近よく見かけます。
きちんと管理されていれば何の問題もないこの措置法。
しかし、こういった報道が見られるあたり、まだまだ空き家の管理について真剣に向き合えていない所有者が多いように感じます。
ここでは、そんな空き家の解体費用の目安や措置の対象になるとどうなってしまうのかなどをご紹介しています。
所有者に請求!意外と高額な行政執行による空き家の解体費用
行政執行されると、財産である空き家を失うばかりか、望んでいない解体費用まで所有者であるあなたに請求されてしまいます。
その費用は意外と高額!
この措置法では全国初といわれる実際にあった空き家解体を参考に、自分の所有する空き家が解体されてしまった場合、どの程度の費用がかかるのか把握しておくことも大切です。
- 神奈川県横須賀市の例
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- 建物:木造亜鉛メッキ鋼板葺平屋建て 約60平方メートル
- 解体費用:約150万円
- 福島県福島市の例
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- 建物:木造二階建て 37.5坪
- 解体費用:約141.8万円
- 茨城県小美玉市の例
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- 建物:鉄骨平屋建て 100坪
- 解体費用:約213万円
- 東京都世田谷区の例
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- 建物:鉄骨三階建て 48坪
- 解体費用:約540万円
財産を失う行政代執行!その前に適正な空き家管理を!
空き家の所有者がどれだけ拒否しても、行政が代執行すると決めたら実行されてしまいます。
しかもその費用は国税滞納と同じ扱いの為、もし支払えない場合は財産を差し押さえられて強制的に徴収される仕組みになっています。
余計な出費を押さえるためにも、解体を選択しなければならない事態を回避する方法を考えた方が建設的でしょう。
それにはやはり日々の空き家管理が重要です!個人での管理が難しい場合は空き家管理専門の業者に任せると安心です。
福島県郡山市の空き家管理サポート郡山では、あなたの空き家に合った最適な管理方法をご提案しています。
手つかずの空き家をお持ちでお困りの方は、行政代執行の対象になってしまう前に一度ご相談ください。
空き家管理サポート郡山では、空家の賃貸や売却に関するご相談も承ります。お気軽にお問い合わせください。